最近、遺産相続について弁護士に相談する人が増えているという。
遺産相続に関するトラブルもここ数年増えてきており、相続人たちだけで話し合いがつかずに家庭裁判所にまで持ち込まれるケースが増えてきているそうだ。
私などは、親が遺産などはほとんどないし、兄弟も2人兄弟なので、いくばくかの遺産がたとえあったとしても、半分にすればよいだけ、遺産相続で弁護士に相談するはお金持ちだけ、と考えていたが、事はそう簡単ではないらしい。
というのも、最近の遺産相続に関するトラブルでは200万、300万円といった、従来から見れば少ない金額の相続で争うケースが増えてきているからだそうだ。
こういったケースが増えてきた理由は、昨今の不景気による経済的な困窮からだ。
40代や50代の中年になってからの失業や離婚、また老後の年金も当てにできなくなり、唯一残ったのは親の財産だけという人が増えてきたためだという。
そのため、財産がない人ほど争う傾向があるのが最近の特長だそうだ。
相続人は血を分けた身内なので、いったんこじれると感情的になり裁判までもつれ込むことになる。
こうした骨肉の争いを避けるため遺産を越す親が事前に弁護士に相談するのが増えてきているわけだ。
相続でトラブルを避けるため、相談された弁護士は遺言書を書くことを進めることが多いという。
遺言書は法的な相続の根拠にもなるし、親側の意思を伝えることが出来るので非常に有効な方法である。
家には必要ないと思わずに一考してみるのも良いだろう。