2011-01-10

あるNPOの活動で、借金相談の電話受付をしています。国民生活センターの資料では、借金相談の件数が減っている(その一方、多重債務者を狙った勧誘などがある)とありますが、毎日電話を受けている私には、借金で困っている人の数が減っているようには思えません。相変わらず景気は悪く、就職率も低いままで、以前は中小企業の相談が多かったのですが、最近は個人の方からの相談が増えました。カードローンや消費者金融で借りたお金の返済ができない、子どもの学費が払えない、家賃を払うことができず退去しなければならない、と以前より生活に密着した、切迫した状況の相談をうけることが多くなったように感じます。
http://ito-saimu.com/


話を聞いていると、こちらまでつらくなるような状況もあり、福祉に助けてもらえる人はまだましですが、福祉の対象でもなく、仕事もなく、借金に追われている人にがんばって、と言うこともためらわれ、対応策をお知らせし、こちらの事務所でできるサポートをしていきます。


そんな毎日ですが、時々喜びがあります。借金相談を受けた方らのお礼の電話や手紙がきたときです。世の中全体が不景気なので、借金をなんとかしても、その後の生活の立て直しも難しいのが現状です。そんな中で、がんばっているとお電話やお手紙をいただけるのは、大変うれしく、私が励まされています。自分の仕事が役に立っていると感じることができ、大変でもがんばろう、と力をくれて支えてくれるのが、そんな利用者の声です。